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新築住宅は外観は完璧。でも、内部に施工不良があると聞いて不安です…。
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外から見えない施工不良のリスクを理解し、適切な対策を講じましょう!
新築住宅は、外観からは確認できない内部の施工不良がみつかることがあります。
本記事では、新築住宅における内部の施工不良の具体的なリスクや発見方法、対策について紹介します。
安心して新居を迎えるための知識を得ておきましょう。
この記事を読むとわかること
- 新築住宅で内部の施工不良が発生する3つの原因
- 新築住宅における内部施工不良の具体例
- 内部施工不良を早期発見する第三者検査
この記事の監修者
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内部の施工不良が発生する3つの原因
![新築 図面](https://consultie-inspection.jp/wp-content/uploads/2024/10/ホームインスペクション画像-拒否③-1024x536.png)
新築住宅内部の施工不良が発生することがあります。ここでは、主な原因を紹介します。
一つずつ見ていきましょう。
建物内部の施工不良は見えにくい
新築住宅の施工不良の多くは、外からでは確認できない内部で発生します。
基礎や壁の内側に隠れている施工不良の代表的な場所
- 配筋
- 構造材
- 防水シート
- 断熱材
上記部分は、完成後にコンクリートや壁紙や仕上げ材で覆われてしまうため、目視での確認が難しくなります。
特に、専門知識を持たない施主が不具合に気づくのは困難です。
施工業者が問題を認識しないまま引き渡されるケースも少なくありません。
建築過程でのチェックが不足している
施工不良の主な原因の1つに、建築過程でのチェックが不足していることがあります。
現場監督の巡回頻度が少なかったり、作業員間での意思疎通が不十分だったりすることで、ミスがそのまま進行することがあるためです。
工期の短縮やコスト削減を重視するあまり、検査工程が省略され、内部の不備が見逃されるケースもあります。
現場管理が行き届いていない
施工に携わる職人のスキルが足りず、また工事担当者の現場管理の行き届いていないことがあります。
経験不足の職人が作業を行うと、鉄筋の組み間違えや断熱材の隙間などの不具合が発生しやすくなるためです。
また、現場監督が全体を把握できていない場合、各工程の精度がばらつき、最終的に大きな問題へと発展する可能性もあります。
新築建築は、技術力と管理能力のバランスが重要です。
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内部の施工不良は最初の段階で防止するのがベストです!
新築住宅における内部施工不良の具体例
![水漏れ キッチン 台所 施工不良](https://consultie-inspection.jp/wp-content/uploads/2025/01/ホームインスペクション内部施工不良②-1024x536.png)
新築住宅での内部施工不良の具体例を紹介します。
順番に見ていきましょう。
雨漏れに繋がる防水シートの施工不良
雨漏れに繋がる防水シートの不備は、新築住宅で特に問題となりやすい施工不良です。
たとえば、防水シートが適切に工事されていない場合、雨漏れのようなトラブルが発生します。
施工状態が悪いと、特にサッシ周りや、配管の貫通部など、雨漏れの可能性が高くなります。
これらの不備は、引渡し後に問題が表面化することが多く、修理費用が高額になる可能性もゼロではありません。また生活しながらの手直し工事は精神的にも負担を強いられます。
冷暖房の効率低下に影響する断熱材の施工不良
断熱材の施工不良は、住宅の快適性やエネルギー効率に大きな影響を与えます。
断熱材が不均一に配置されている、または一部が欠落していると、室内温度が一定に保てず、冷暖房の効率が低下するためです。
その結果、光熱費が増加し、住み心地が悪くなります。
また、断熱材の不備により、結露を引き起こしカビや木材の劣化を招く可能性があります。
住宅の安全性に直結する構造材の不備
構造材の不良施工がみつかることがあります。
構造材とは
家を構築する上で必要な建築部材のことです。
構造用木材や石材、コンクリートなどがあり、梁や土台、桁、筋違いなどがあります。
たとえば、柱や梁に適切な補強がされていない場合、地震などの自然災害時に建物が崩壊するリスクが高まります。
また、金具や接合部の緩みがあると、時間の経過とともに建物が歪み、ドアや窓がスムーズに開閉できなくなるケースもあります。
構造材の不良施工は、住宅全体の耐久性や安全性に直結します。
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防水、断熱、構造…見えない部分が家の寿命を左右します!
内部施工不良を見つける検査方法
![チェック チェック表](https://consultie-inspection.jp/wp-content/uploads/2024/10/ホームインスペクション画像-拒否⑥-1024x536.png)
内部施工不良をできるだけ早く見つけるための検査方法を紹介します。
内部施工不良を見つける2つの検査方法をみていきましょう。
住宅の専門家に検査を依頼する
住宅の専門家にホームインスペクションを依頼して、検査する方法があります。
ホームインスペクションを依頼すると、内部施工不良をはじめ、基礎・上棟・外壁防水・壁断熱など、専門家による調査は徹底的です。
断熱材の設置状況や構造材の接合部の補強金具、防水シートの施工状況など、素人では見逃しがちな細部まで診断できます。
定期点検で早期発見する
施工不良のリスクを最小限にするには、定期点検を実施することが重要です。
引き渡し直後だけでなく、1年点検や5年点検など、長期的に家の状態を把握する習慣をつけると良いでしょう。
重要箇所をプロが点検することで、早期に問題を発見し、修繕費用の負担を軽減できます。
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専門家の力を借りて、見えない不具合も徹底チェックを!
施工不良で引き起こる長期的な問題
![施主 事業者 施工事業者](https://consultie-inspection.jp/wp-content/uploads/2025/01/ホームインスペクション内部施工不良③-1024x536.png)
内部施工不良は、新築住宅において長期的な問題を引き起こします。
順番に見ていきましょう。
建物の耐久性が悪くなる
内部施工不良は、住宅の耐久性の低下に繋がります。
例えば、構造材に適切な補強が施されていない場合、地震や台風などの自然災害時に建物が損傷を受けやすくなります。
施工不良が放置され、影響が出るのは木材の腐朽や金属部品の錆びの進行や、建物全体の劣化の加速です。
これにより、修繕や改修の頻度が増し、住まいの寿命を短縮してしまう可能性があります。
住宅の快適性に悪影響がある
内部施工不良の1つである断熱材の不備や気密性の低下は、住宅の快適性を著しく損ないます。
具体的には、室内の温度が外気温に影響されやすくなり、夏は暑く、冬は寒い状況です。
このような環境では冷暖房の使用が増え、光熱費が大幅に上昇します。
また、結露やカビの発生した場合は健康面でも悪影響が生じる可能性があります。
引き渡し後の施工不良発覚で修繕費用が膨らむ
内部施工不良が引き渡し後に発覚すると、修繕費用が高額になることがあります。
例えば、雨漏れにより壁を修繕する場合、壁を壊して修理するため大きな負担となります。
また、構造材の不良は住宅全体の修繕が必要で、さらに費用が膨らみます。
早期発見し対応することで、将来の修繕費用が膨らむリスクを最小限に抑えることが重要です。
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施工不良が家の寿命やコストに直結!見逃さないでください
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施主がおこなう施工不良の防止策
![家 検査](https://consultie-inspection.jp/wp-content/uploads/2024/12/ホームインスペクション画像-住宅瑕疵担保保険①-1024x536.png)
施工不良を防ぐために、施主としてしておきたい防止策があります。
1つずつ見ていきましょう。
施工過程に立ち会う
施工不良を未然に防ぐには、施工過程に施主が積極的に立ち合いましょう。
不備を早期に発見できるため、基礎工事や上棟など、重要な工程に立ち会い、現場の状況を確認します。
また、職人や現場監督と直接コミュニケーションを取ることで、施主の要望をより明確に伝えることができます。
施工過程に施主が立ち合えば、施工ミスのリスクを軽減することも可能です。
チェックリストを活用してチェックする
施主が施工過程を確認する際は、あらかじめチェックリストを用意しておくと便利です。
チェックリストを基に現場を確認することで、重要なポイントを見逃さずにチェックでき、施工ミスや不具合の早期発見につながります。
ただし専門的な知識が必要になる事の多い為、ホームインスペクションを依頼すると効果的に確認ができます。
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信頼できる住宅会社や工務店に依頼する
施工不良を防ぐためには、信頼できる住宅会社や工務店を選び、建築依頼することも重要です。
信頼できる住宅会社や工務店選びのポイント
- 過去の施工実績や口コミ
- アフターフォロー体制
- 見積りの適正価格
選定時には、過去の施工実績や口コミ、アフターフォロー体制を確認し、透明性の高い事業者を選びましょう。
また、見積もりが極端に安い業者は、コスト削減のために検査工程を省略する可能性があります
信頼関係を築ける業者との契約は、安心した家づくりを進められます。
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立ち会いと業者選びが大事!信頼関係でトラブルを防ぎましょう!
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住宅の専門家による第三者検査は内部施工不良を早期発見
![ホームインスペクション 検査](https://consultie-inspection.jp/wp-content/uploads/2024/11/ホームインスペクション画像-まとめ記事④-1024x536.png)
第三者検査の実施で、施工不良の早期発見ができ安心した住まいづくりが可能です。
順番に紹介します。
ホームインスペクションの4つの診断項目で強力サポート
![](https://consultie-inspection.jp/wp-content/uploads/2024/10/ホームインスペクション画像-1280-x-820-px診断項目4つの検査-1024x656.jpg)
第三者検査(ホームインスペクション)は、施主に代わって住宅の品質を専門的に確認するサービスです。
専門家が、構造材の補強金具の設置状況や、防水シートの施工状況、断熱材の設置状況など、外観では見えない内部の状態を徹底的にチェックします。
検査の過程で見つかった不備は詳細な報告書にまとめられ、施主が施工業者に是正を依頼する際の強力なサポートとなります。
第三者検査の導入の最適なタイミングでミスを早期発見
第三者検査の導入は、基礎工事や上棟後、防水シート施工後、断熱材施工後、が最適なタイミングです。
これらの重要な工程で検査を行うことで、施工ミスや不具合を早期に発見できます。
この費用は将来の修繕費用を抑えるための投資と考えれば、非常に合理的です。
住宅のプロへの依頼で徹底的な住宅の品質チェック
第三者検査をプロに依頼することで、施主が見落としがちな部分も含めて、住宅の品質を徹底的に確認できます。
専門家による検査結果は客観性が高く、施工業者との交渉もスムーズです。
第三者の視点が加わり、施主が住宅の状態についてより正確に理解でき、引き渡し後も安心して暮らすことができます。
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第三者検査で見えない施工不良も安心に変えましょう!
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内部施工不良を未然に防ぐためにホームインスペクションを導入しよう
![家族 手 ハート](https://consultie-inspection.jp/wp-content/uploads/2025/01/ホームインスペクション内部施工不良-1024x536.png)
新築住宅では、外観だけではわからない内部の施工不良が発生するリスクがあります。
金物の未設置、防水シートの施工不良、断熱材の設置ミス、などは
住まいの耐久性や快適性に大きな影響を与えます。
これらを未然に防ぐためには、施工過程への積極的な関与やチェックリストの活用、信頼できる事業者の選定が重要です。
また、ホームインスペクションを導入することで、専門家の目で見逃しがちな施工ミスを発見し、トラブルを防ぐことができます。
安心して暮らせる住まいを実現するために、内部施工不良のリスクにしっかりと向き合いましょう。
![](https://consultie-inspection.jp/wp-content/uploads/2024/11/すうさんブログ80-x-80-pxすーさん.png)
第三者検査を活用し、内部の不良を発見しましょう!
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