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新築ホームインスペクションに施主は立ち合い必要?対応策や注意点を解説

困っている人

ホームインスペクションに施主も立ち合うべきなのでしょうか?専門家に任せるだけで十分ですか?

すーさん

施主の立ち合うにはメリットもデメリットもあるので状況に応じて最適な選択をしましょう!

新築でホームインスペクションをするときは、施主の立ち合いが必要かどうか迷う方も多いでしょう。

本記事では、ホームインスペクションをするときの立ち合いのメリット・デメリットや、立ち合わない場合の対策について詳しく解説します。

この記事を読んでわかること

  • ホームインスペクションに立ち合うメリット・デメリット
  • 立ち合いが難しいときの対応策
  • 立ち合うときの注意点
監修者すーさん

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ここでは、ホームインスペクションの基本的なことについて紹介します。

ホームインスペクションに立ち合うとは

  • ホームインスペクションの概要
  • 設計図面や仕様書を事前チェックのうえで検査
  • 施主参加する場合はその場での検査結果の確認

順番に見ていきましょう。

ホームインスペクション

ホームインスペクションでは、第三者のインスペクターが住宅の基礎、構造体、断熱、防水、竣工などを検査します。

この目的は、施工ミスや不備を引き渡し前に発見することにあります。

特に新築住宅では「設計通りの施工されているか」を確認する重要なステップです。

施主にとっては、家族が安心して暮らせる家を手に入れるための貴重な機会です。

ホームインスペクターは事前に設計図面や仕様書を確認し、現地で目視確認、抽出的測定などにより検査をします

検査内容には、基礎工事の配筋組、上棟後の金物確認、外壁の防水処理などがあり、各検査は1時間~2時間程度が一般的です。

検査終了後、結果を報告書としてまとめます。

施主がホームインスペクションに立ち合う場合、自身の目で検査内容や結果を確認できます。

ホームインスペクターから直接説明を受け、家に関する理解が深まり不安が軽減されます。

また、指摘事項に対する対応についてその場で確認できる点も、ホームインスペクション立ち合いの意義です。

すーさん

検査の流れを知ることで施主としてどう関わるべきかが見えてきます!

施主がホームインスペクションに立ち合うメリットを3つ紹介します。

施主がホームインスペクションに立ち合う3つのメリット

  • 住宅の状態を自分の目で確認できる
  • ホームインスペクターとの直接的なコミュニケーションがとれる
  • 施工業者への是正依頼がスムーズになる

ひとつずつ解説します。

施主がホームインスペクションに立ち合う最大のメリットは、自分の目で住宅の状態を確認できることです。

たとえば、基礎や上棟後の施工状態、断熱材の設置状況など、報告書だけではわかりにくい部分を直接確認できます。

また、ホームインスペクターが指摘した箇所についてその場で詳しい説明を聞けるなど、住宅の現状を正しく把握できる点もメリットです。

ホームインスペクションに立ち合えば、ホームインスペクターと直接その場でのやり取りが可能です

現場では、疑問点があればその都度質問できるため、理解が深まります。

たとえば「この断熱材の設置状況は問題ないのか」「防水処理は適切に行われているのか」といった具体的な疑問に即答してもらえるのは、後の不安解消にも繋がります。

報告書だけでは伝わりにくいニュアンスも、直接聞ける点は大きなポイントです。

ホームインスペクション中に問題が発見された場合、その場でホームインスペクターと施主が確認しておくことで、施工業者に是正を依頼しやすくなります

たとえば、防水シートの貼り方に問題がある場合、写真を撮り、その重要性を事業者に説明する事ができます。

立ち合いによって、修正点についての共通認識を早期に持つことができ、是正依頼がスムーズに進みます。

すーさん

ホームインスペクションに立ち合うことは、自分の家について理解を深め安心感を得るための大切な機会です!

つづいては、施主がホームインスペクションに立ち合う際の3つのデメリットを解説します。

施主がホームインスペクション立ち合う3つのデメリット

  • 時間やスケジュールの調整が必要になる
  • 専門知識がないと理解しにくい
  • 業者との関係がぎくしゃくする

順番に見ていきましょう。

施主が立ち合う場合、検査日程に合わせて時間を調整していきます。

検査は平日に行われることが多いため、仕事を休む必要があるかもしれません。

特に、現場が遠方にある場合には、移動時間も含めたスケジュール調整が必要です。

これにより、負担を感じる施主も少なくありません。

ホームインスペクションで指摘される内容は、専門的な知識がないと理解しづらい場合があります。

たとえば、基礎の配筋組や設置されている金物が適切かどうかといった点は、施主がその場で判断するのが難しいこともあります。

このため、ホームインスペクターの説明があっても、全てを理解するのは簡単ではないというのが現実です。

立ち合い中に不備が見つかり、それを施工事業者に伝える際に関係がぎくしゃくする可能性があります。

一部の施工業者は指摘を「自社の施工への不信」と感じています。

冷静かつ丁寧な対応で、このリスクを最小限に抑えていきましょう。

ホームインスペクション事業者が不備指摘を直接施工事業者に伝えることで、施主が施工事業者との関係が悪くなりづらくなります。

すーさん

立ち合いにはデメリットもあるので、自分の状況に合わせた判断が必要です!

ホームインスペクションに立ち合えないときの対応策を紹介します。

立ち合いが難しいときの対応策

  • 報告書を依頼する
  • 信頼できる代理人に任せる

時間的に都合が合わずに立ち会えない場合でも、できることがあります。

施主が立ち会えても立ち合いが難しい場合は、ホームインスペクターに報告書を作成をしてもらいます

この報告書には、各検査ごとの検査した内容が記載され、問題点が具体的にわかるようになっています。

口頭だけのやり取りにならないようにしましょう。

どうしても施主が立ち合えない場合、家族や信頼できる知人にお願いする方法もあります。

代理人がホームインスペクターから直接説明を受け、施主に内容を共有する形を取ることで、現場での確認が可能です。

すーさん

立ち会えない場合でも、報告書や記録を活用すれば、家の品質をしっかり確認できます!

ホームインスペクションをする際の、ホームインスペクターと施主の役割分担のポイントについて解説します。

役割分担の3つのポイント

  • ホームインスペクターを信頼する
  • 生活に直結する部分は施主が重点的チェックする
  • 施工事業者と施主の信頼関係を築く

ひとつずつ見ていきましょう。

ホームインスペクションは専門的な知識と経験が必要な作業です。

施主として、すべてを自分で確認しようとするのではなく、ホームインスペクターの専門性を信頼して役割を任せることが重要です。

ホームインスペクターは設計図や基準に基づいてチェックをおこない、結果を客観的に報告します。

施主は報告書や説明に基づいて判断をおこなう事が理想的です。

ホームインスペクションに施主が立ち合う際は、住宅の仕上がりや動線、使い勝手など、生活に直結する部分に重点を置いてチェックすると良いでしょう。

たとえば、収納の位置やドアの開閉、コンセントの配置などは、日常生活に大きな影響を与えます。

これらはホームインスペクターに任せるよりも、施主が自身で確認した方が納得感は得られるでしょう。

施主がホームインスペクションに積極的に関与することで、施工事業者との信頼関係が築きやすくなります

施工事業者が施主の住宅に対する思いを理解し、双方のコミュニケーションが円滑になり、工事中のトラブルを防ぎやすくなります。

専門家と施主が協力して住宅の品質を守る姿勢は、最良の結果を生む鍵となります。

すーさん

ホームインスペクターと施主の連携で、それぞれの役割を果たし理想の住まいを実現できます!

施主としてホームインスペクションに立ち合う際の注意点を2つ解説します。

立ち合い時の注意点

  • 検査の目的と範囲を事前に確認する
  • ホームインスペクターの説明に集中する

順番に見ていきましょう。

ホームインスペクションに立ち会う際は、検査の目的と範囲を事前に確認しておきましょう

チェックしたい部分を把握しておくと、立ち会い中に的確な質問ができます。

チェックする部分を把握しておく

  • 基礎の配筋組
  • 防水シートの設置状況
  • 断熱材の施工状況など

また、気になる箇所があれば事前にホームインスペクターに伝えておくことで、より効果的な検査が可能です。

検査中は、ホームインスペクターの説明に耳を傾け、専門的な内容や指摘事項もしっかり聞いておきましょう

施主が立ち会うと、どうしても自分の目で確認することに気を取られがちですが、ホームインスペクターの説明はしっかりと聞く事が大切です。

また、不明点があれば遠慮なく質問して、家の状態を正確に把握する事が重要です。

立ち会い中に施工不備が見つかった場合でも、感情的にならないようにしましょう

冷静にホームインスペクターの指摘を受け止め、施工事業者に対しては報告書をもとに丁寧な対応が必要です。

立ち会い中の円滑なコミュニケーションで、トラブルを防ぎ、スムーズな是正依頼ができます。

すーさん

立ち会い時には事前準備と冷静な対応が、家づくりを成功に導く鍵です!

ホームインスペクションへの施主の立ち合いには、メリットとデメリットがあります。

自分の目で家の状態を確認し、ホームインスペクターから直接説明を受けられる点は大きなメリットです。

一方で、スケジュール調整や専門知識の不足といった課題もあります。

立ち合えない場合でも、報告書や写真を活用して家の品質を把握できます。

施主自身の状況や目的に応じて、最適な選択をすることが大切です。

すーさん

立ち会いの必要性は状況次第!立ち合えなくても、信頼できるホームインスペクション事業者を選べば安心です!

ホームインスペクションや家づくりに関するお悩みは、お気軽にご相談ください!

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