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新築ホームインスペクションを怠った結果は?高額な修繕費用のリスクを徹底解説

悩む人

ホームインスペクションを省略すると、後で大きな修繕費用が発生すると聞きました。本当にそんなリスクがあるんでしょうか?

すーさん

ホームインスペクションを怠ると、後で修繕費用が高額になるケースもあります!


新築時にホームインスペクションをおこなわないと、施工ミスや不備が見逃され、将来大きな修繕費用が発生するリスクがあります。

本記事では、ホームインスペクションの基礎検査をはじめとする4つの検査を怠ると起こるトラブルや、修繕費用の目安を解説します。

ホームインスペクションをしなければ、将来どのようなトラブルが起こったり修繕費用がかかったりするか気になる人は、参考にしてください。

この記事を読むとわかること

  • ホームインスペクションの4つの検査の具体的内容
  • ホームインスペクションをしなかったことで起こったトラブル
  • ホームインスペクションをしないことで将来かかる可能性のある修繕費用
監修者すーさん

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家の土台である、基礎検査を怠ったことにより起きた事例を解説します。

基礎検査を怠ったために起きたトラブル

  • 地震後に基礎にヒビが入った
  • コンクリート打設後に鉄筋の設置位置の間違いが分かった

基礎部分の修繕費用の目安も紹介します。

基礎検査をおこなわなかった住宅では、地震後に基礎部分に複数の亀裂が発生したケースがあります

基礎部分に複数の亀裂が発生した原因

  • コンクリートのかぶり厚不足
  • 鉄筋が不足していた

鉄筋の設置状況が適切でなかったため亀裂が広がり、家全体の耐震性が低下しました。

鉄筋の設置間違いやコンクリートのかぶり厚不足など、このような問題は基礎検査を実施していれば事前に修正できた可能性が高くなります。

コンクリート打設後に鉄筋の設置位置の間違いが分かった事例もあります。

基礎検査でのチェックの例

  • 鉄筋の配置
  • 補強筋の有無
  • 鉄筋の継手・定着

基礎検査では、上記内容を厳しくチェックするため、施工による不備の早期指摘が可能です。

未然に対処していれば、このような大掛かりな修繕は防げていたと考えられます。

基礎検査を怠ると、修繕費用が何倍にも膨らむリスクがあります

基礎の修繕費用の目安

  • 部分的な亀裂補修:30~50万円程度
  • 基礎全体の再施工や家の傾きの修正工事:数百万円を超える場合も

基礎検査は、住宅の安全性を確保する最初のステップとして極めて重要です。

すーさん

基礎の問題は家全体に影響します!基礎検査は最も重要性が高いと言えるでしょう!

上棟検査を怠った場合の具体的な事例と、上棟部分の修繕費用を紹介します。

上棟検査を怠ったために起きた事例

  • 接合部のボルトナットの締め付け不足により耐震性が低下した
  • 接合部に設置する金物の未設置により接合部に開きや外れが起きた

順番に見ていきましょう。

上棟検査を実施しなかったために、木材同士の接合部に設置されているボルトナットの締め付け不足が見逃されたケースがあります。

接合部に設置するボルトナットの締め付け不足は建物の耐震性に大きな影響を与えます。

上棟検査でおこなうチェックの例

  • 接合部が正しく固定されているか
  • 規定の金具やボルトが使用されているか

特に地震の際にはリスクが高まります。

地震が起こった時に高まるリスク

  • 接合部の緩みが原因で壁に歪みが生じる
  • 建物の倒壊リスクが高まる

ホームインスペクションの上棟検査では、接合部の固定や規定の金物の使用状況などを確認し、不備を早期に是正できます。

検査をしなかったことで、接合部に設置する金物の未設置だった事例もあります。

金物の未設置からおこる事例

  • 接合部の外れ
  • 壁の亀裂

上棟検査では金物の有無や、設計図書通りの金物が使用されているかなどを確認することで、施工段階でトラブルを未然に防げます。

上棟部分の修繕費用は、50万円から100万円以上かかることもあります

上棟部分の修繕費用の目安

  • 接合部の補強:50万円前後
  • 壁や床の張り替えを含めて構造の歪みが大きい場合:100万円以上の場合も

上棟検査が適切におこなわれた場合、将来の大掛かりな修繕を未然に防ぐことが可能です。

すーさん

骨組みに不備があると建物全体の寿命を縮めるリスクに直結します!

防水検査をしなかったことで起きた事例と修繕費用の目安を紹介します。

防水検査をしなかったことで起きた事例

  • 雨漏りによる壁の劣化
  • 浸水による木材の腐食と耐久性低下

順番に見ていきましょう。

防水検査をしなかったために、雨水が外壁から侵入し、壁が劣化した事例があります。

防水検査をしなかったために気づけなかった不備

  • 防水シートが正しく貼られていない
  • 施工中に破れてしまっていた

これにより、雨漏りが発生し、壁紙の剥がれやカビの繁殖に繋がりました

防水検査を実施していれば、施工ミスを発見し、雨漏りの原因を防げた可能性が高いです。

防水処理が不十分なまま引き渡しがおこなわれた結果、雨水が内部に浸透し、柱や梁の木材が腐食したケースもあります。

柱や梁の木材が腐食すると建物の耐久性を大きく損ない、修繕には木材の交換が必要になります。

防水検査では、防水シートの破れや設置状況、窓周辺の防水処理を確認する事で、このような事態を未然に防ぐことができます。

雨漏りの修繕費用は、数十万円から100万円以上の費用が発生します

雨漏りの修繕費用の目安

  • 天井や壁紙の補修:数十万円
  • 柱や梁の交換が必要な場合:100万円以上

事前の防水検査で、将来の高額な修繕費用を回避することができ、住み始めてからも快適に過ごせるでしょう。

すーさん

防水検査をしていないと雨漏りや木材腐食による高額修繕のリスクがあります!

断熱検査をしなかった場合、冷暖房の効率が低下し住み心地も悪くなります。

断熱検査をしなかったことで起こった事例

  • 断熱材の隙間が多いことによる冷暖房効率の低下
  • 防湿シートが破れた状態で設置。湿気が入り込み断熱性能が低下した事例

トラブルの具体例と修繕費用の目安を見ていきましょう。

断熱検査をしていないため、断熱材の充填が不十分で、壁内の断熱材に隙間が生じたケースがあります。

壁内の隙間が原因で起こるトラブル

  • 冬は室内が冷えやすい
  • 夏は外気の熱が入り込みやすい

そのため、冷暖房の効率が悪化し、光熱費が増大する問題が発生しました。

断熱検査では、隙間なく断熱材が施工されているかを確認しており、住み心地の良さとエネルギー効率化の実現に繋がります。

断熱材が湿気の影響により、断熱性能が著しく低下した事例もあります。

防湿シートが破れた状態で設置されていたことにより断熱材に湿気が入り込み断熱性能が低下してしまいました。

断熱検査では、防湿シートの破れも確認を行う為、このような問題を未然に防げます。

断熱材の修繕費用は、数十万円かかり、修繕内容によっては100万円を超えることがあります

断熱材の修繕費用の目安

  • 部分補修:数十万円
  • 全体の張り替え:100万円以上

断熱検査により、光熱費の削減や住環境の快適性が保たれるため、長期的なコストパフォーマンスが非常に高いといえるでしょう。

すーさん

断熱検査を省略すると住み心地や光熱費に大きな影響が出ることがあります!

ホームインスペクションは、先々でかかる可能性のある修繕費用を未然に防ぐ大事な検査です。

ホームインスペクションによるメリット

  • 検査段階の指摘により是正は施工事業者が負担する
  • 住宅の資産価値が高く維持される
  • 安心感が得られる

順番に紹介します。

ホームインスペクションの最大の価値は、施工中や引き渡し前に問題を発見し、その場で是正してもらえる点です。

下記は、ホームインスペクションにより引渡し前に発見する可能性のある事例です。

ホームインスペクションにより引渡し前に発見する可能性のある事例

  • 基礎検査:鉄筋の配置ミス
  • 上棟検査:接合部金物の未設置
  • 外壁防水検査:防水シートの不備
  • 壁断熱検査:断熱材の隙間や施工ミス

ホームインスペクションをおこない、検査段階で指摘すれば、是正は基本的に施工事業者の責任・負担となります。

施主が後で高額な修繕費を自己負担するリスクを大幅に低減でき、住み始めてからのトラブルの回避につながるでしょう。

ホームインスペクションの実施で、住宅の品質を高い水準で維持できます

たとえば、基礎や骨組みが適切に施工されていれば、設計通りの耐震性や耐久性が得ることが出来、住宅の長寿命化に繋がります。

また、不具合の少ない住宅は資産価値が高く維持され、将来的な売却時にも有利な条件で取引ができるでしょう。

修繕費用の削減や住宅品質の向上だけでなく、施主が「安心して住める家」を手に入れることがホームインスペクションの最大のメリットです。

不備や施工ミスの不安を解消により、家族全員が快適で安全な生活を送ることができます。

この安心感は、金銭的な価値を超えた大きな意味を持ちます。

すーさん

ホームインスペクションは家の品質を守り安心を得るための最善の投資です!

ホームインスペクションを怠ると、基礎のヒビ割れや、雨漏り、断熱不良など、多くの問題が見逃され、将来、高額な修繕費用が発生するリスクがあります。

検査工程ごとの実施により、これらのリスクを未然に防ぎ、引き渡し時には安心感が得られるでしょう。

また、修繕費用を回避するだけでなく、住宅の資産価値を高める効果も期待できます。

すーさん

施工中の検査で発見すれば後々の高額な修繕費を防ぐことにつながるでしょう!

ホームインスペクションや家づくりに関するお悩みがあれば、まずはお気軽にお問合せください。

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