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ホームインスペクションの費用相場とは?新築住宅と中古住宅を比較

困っている人

ホームインスペクションの費用ってどのくらいなんでしょうか?必要なのかどうかも迷っています

すーさん

ホームインスペクションの費用は住宅の種類や検査内容によって変わります。費用に見合うメリットもあるので、一緒に詳しく見ていきましょう!

ホームインスペクションは、新築でも中古でも見逃せない重要なチェックポイントです。

新築と中古でチェックするポイントや費用相場が異なります。

本記事では費用の内訳や相場感、事業者選びのコツなど、新築や中古の住宅購入を検討する方が安心して最適な住まいを選ぶためのポイントを詳しく解説します。

この記事を読むとわかること

  • ホームインスペクションの新築住宅と中古住宅の費用相場
  • 新築でもホームインスペクションが必要な理由
  • ホームインスペクションの費用を上回るメリット
この記事の監修者すーさん

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ホームインスペクションは、新築住宅と中古住宅で費用が異なります。

ホームインスペクションの費用相場

  • 新築住宅と中古住宅の異なるホームインスペクション費用
  • 新築と中古の費用相場の違いと理由
  • 必要な費用を見極めるポイント

順番に見ていきましょう。

ホームインスペクションの費用は、新築と中古で異なります。一般的な相場や違いは以下のとおりです。

新築住宅
中古住宅
  • 6万~8万円/1回が目安
  • 総額30万~40万円/5回が目安
  • 施工の各重要なタイミングで実施(基礎・上棟・防水・断熱・竣工)
  • 新規住宅は施工ミスや不具合の早期発見し、予防することが目的
  • 新築住宅の建築時に行う
  • 7万~12万円/1回が目安
  • リフォームや住宅売却前に実施
  • 劣化状況や設備状況により費用が増えるケース有
  • 中古住宅は経年劣化や不具合の調査が目的
  • 中古住宅の購入前・販売前・リフォーム前に行う

新築住宅

新築では施工段階ごとに分けて検査を行うため、1回の検査費用は6万円~8万円が目安で、総額で30~40万円程度が一般的です。

基礎工事や上棟時、防水施工、竣工時など、施工の重要なタイミングで実施されます。

中古住宅

劣化状況や設備状態の確認を中心に、1回の検査費用が7万円~12万円となるのが一般的です。

築年数が長い物件やリフォームを予定している物件では、追加調査が必要になり費用が増えるケースもあります。

また、ホームインスペクションの費用は、施主様が住宅建設などの費用とは別で支払います。

新築住宅と中古住宅で検査の目的や内容の違いがあります。

  • 新規住宅は施工ミスや不具合の早期発見が目的
  • 中古住宅は経年劣化や不具合の調査が目的

新築と中古では、ホームインスペクションの費用が異なります。

新規住宅は施工ミスや不具合の早期発見が目的

新築住宅のホームインスペクションでは、建築途中の施工ミスや不具合を早期に発見することが最大の目的で、以下のポイントが重視されます

新築の場合:ホームインスペクションのポイント

  • 基礎の施工状態
  • 構造の強度
  • 防水施工の精度
  • 断熱材の施工
  • 内装や設備の仕上がり

基礎の施工状態

鉄筋の配置やコンクリートのかぶり厚が適切かなどを確認します。基礎部分は建物の耐震性に直結するため、欠陥があれば早急な是正が必要です。

構造の強度

柱や梁の接合部、金物の取り付けが設計通りに行われているかをチェックします。これらが不十分だと建物の安全性が低下します。

防水施工の精度

外壁の防水シートの施工状態をチェックします。特にサッシ周りや配管貫通部など防水の不備は雨漏りやカビの原因となるため、見逃しは大きなリスクを招きます。

断熱材の施工

断熱材が設計通りに充填されているかを確認します。隙間があると結露や冷暖房効率の低下を招き、住み心地に直結するため、丁寧な検査が必要です。

内装や設備の仕上がり

工事完了後の竣工検査では、内装や設備の仕上がりを確認します。壁紙の浮き、床の傷、設備機器の設置状況など、生活に直結する部分を詳細に点検します。

新築では、工事中の段階ごとの検査が一般的で、検査が5回にわたるケースが多くなっています。

中古住宅は経年劣化や不具合の調査が目的

一方、中古住宅では、経年劣化や隠れた不具合を詳細に調査することが主な目的です。主に以下の内容が重点的にチェックされます。

中古の場合:ホームインスペクションのポイント

  • 構造体の劣化
  • 防水性能
  • シロアリ被害
  • 設備の動作確認

構造体の劣化

柱や梁のひび割れや腐食がないかを調査し安全性を確認します。

防水性能

屋根や外壁の防水施工の状態をチェックします。雨漏りや湿気が内部に侵入している場合は、建材の腐食やカビが進行している可能性があります。

シロアリ被害

床下や木材部分を中心に、シロアリの被害やリスクを調査します。

設備の動作確認

給排水や電気設備、ガス機器など、生活に直結する設備動作のチェックです。

中古では1回あたりの調査項目が多く、検査範囲が広がります。

特に築年数が経過した住宅や、リフォーム予定の住宅では、調査に時間がかかるため費用が高くなる傾向があります。

新築と中古で費用が異なるのは、単に検査のタイミングが違うだけではありません。

それぞれの検査は「目的」が異なります

新築と中古のホームインスペクションの本質的な違い

  • 新築: 将来にわたる安心感を得るため、施工途中での早期発見と是正
  • 中古: 購入後のリスクを減らし、長期的な資産価値の保守

すーさん

当社は新築検査を専門としていますが、これらの違いをしっかりと理解し、読者のニーズに応じたアドバイスが可能です!

新築ならではの「隠れる部分」を重点的に検査する重要性を、多くの施主様が感じているはずです。

以下は、費用を見極める際の、ポイントです。

必要な費用を見極めるポイント

検査対象項目

・基礎や上棟、防水、断熱、竣工時など検査項目。

                                                ・検査パッケージからオプションがあるかどうか。

付帯項目

・分かりやすい報告書が提供されるか。

・施工会社とどの程度まで連絡をしてもらえるか、など

極端に安価な事業者では必要な項目が省略される可能性があるため、価格だけで判断せず内容を重視しましょう。
特に新築の場合は、各工程ごとに必要な検査があるため、しっかりお家の安心を確保したい方は5回以上の検査をしてもらう必要があるでしょう。

すーさん

費用の違いには理由があります。内訳をしっかり確認して、適正価格の業者を選びましょう!

ここでは、新築住宅でのホームインスペクション費用について紹介します。

新築住宅のホームインスペクション

  • 新築での費用相場は総額30万~40万円/5回
  • 新築は知識が豊富で柔軟な対応力のある専門事業者を選定

ひとつずつ見ていきましょう。

施工段階ごとの検査を5回実施する場合、費用は総額で30万円~40万円が目安となります。
1回ごとの検査費用は、平均6万円~8万円程度です。
新築でのポイントは以下のとおりです。

新築のホームインスペクションのポイント

施工段階ごとの検査

基礎や上棟、断熱、防水、竣工の各段階で施工ミスを防ぐための検査

検査項目の明確化

新築特有の施工状態「配筋や断熱材、防水シートの施工」を重点的にチェック

新築の場合、早期のトラブル防止が目的であるため、費用は将来的な修繕コスト削減に直結します。

新築住宅の検査に特化した事業者を選ぶ際、適正なサービスを受けるためにも、以下のポイントを押さえましょう。

新築のホームインスペクション専門事業者を選ぶ3つのポイント

  • 施工段階ごとの専門知識が豊富
  • 明確な費用設定
  • 施主の負担軽減サポート

施工段階ごとの専門知識が豊富
新築工事の全体の流れを熟知し、各段階でどのような検査が必要かを理解している事業者は信頼できます。

工事スケジュールに合わせた柔軟な対応が可能な点も重要です。

明確な費用設定
複数回の検査を一括で提供するパッケージプランや、検査内容ごとの費用が明確な事業者がおすすめです。

「見積もり以上の追加費用が発生する」などのトラブルを避けられます。

施主の負担軽減サポート
ホームインスペクション事業者の中には、施主に代わり住宅会社と調整や指摘事項のやり取りを行ってくれるところもあります。

このようなサポートが充実している事業者は、施主にとって非常に心強い存在です。

新築特有の施工リスクをカバーするには、専門知識と柔軟な対応力を持つ事業者選びが重要です。

つづいて、中古住宅のホームインスペクション費用について紹介します。

中古のホームインスペクション事業者を選ぶ3つのポイント

  • 中古住宅での費用相場は7万~12万円
  • 中古住宅のホームインスペクションは購入後の修繕リスクを軽減
  • 購入前のリスク管理として高い費用対効果

順番に見ていきましょう。

中古住宅のホームインスペクション費用は、1回の検査費用で7万円~12万円が一般的です。

新築に比べて1回あたりが高い傾向で、理由は以下のとおりです。

中古のホームインスペクションのポイント

  • 広い検査範囲
  • 状況により追加調査が必要
  • 築年数や規模の影響

検査範囲の広さ

劣化や不具合のリスクが高いため、確認項目が増えます。

状況により追加調査が必要

シロアリ被害や耐震性の調査など、物件の状態によって追加費用が発生するケースがあります。

築年数や規模の影響

築年数が経過しているほど詳細な調査が必要です。

特に、購入後のトラブルを避けるために、中古住宅では幅広い検査が重要です。

中古住宅では、次のような検査項目が特に重要視されます。

中古住宅で重要視される検査項目

  • 構造体の劣化
  • 防水性能の確認
  • シロアリ被害の有無
  • 設備の動作確認

構造体の劣化

柱や梁のひび割れ、腐食が進んでいないかをチェックします。

防水性能の確認

雨漏りの痕跡がないか、屋根や外壁の防水施工の状態を確認します。

シロアリ被害の有無

床下や木材部分を調査し、虫害リスクを把握します。

設備の動作確認

給排水設備や電気配線が正常に動作しているかチェックします。

これらの検査内容を事前に把握することで、購入後の修繕リスクを大幅に軽減できます。

中古住宅のホームインスペクションは、購入前のリスク管理として非常に費用対効果が高くなっています

中古住宅でホームインスペクションをする主なメリットは以下のとおりです。

中古住宅でホームインスペクションをする3つのメリット

  • 購入判断のサポート
  • 価格交渉の材料
  • 資産価値の維持

購入判断のサポート

不具合の有無を確認し、購入リスクを軽減します。

価格交渉の材料

検査結果を基に、修繕費用を考慮した価格交渉が可能です。

資産価値の維持

購入後の大規模修繕を防ぎ、住宅の資産価値を守ります。

中古住宅では、購入前の情報収集としてホームインスペクション検査結果から修繕リスクを知ることが重要です。

適切な費用をかけ、安心して新生活をスタートさせましょう。

すーさん

中古住宅の検査は購入後の安心感を得るための大切な投資です!

ホームインスペクションをする際に費用に影響する主な要素を紹介します。

ホームインスペクション費用に影響する要素

  • 住宅の規模と間取りの構造が費用に影響する
  • 地域差と事業者ごとの価格差がある

順番に見ていきましょう。

ホームインスペクションの費用は、住宅の大きさや間取りの複雑さによって大きく変わります

延床面積が広い場合: 面積が広がるほど検査対象範囲が増え、費用も高くなる傾向があります。

延床面積の広さにより異なる費用

  • 30坪以下の住宅:5万円~8万円が一般的
  • 30坪~50坪:7万円~12万円程度
  • 50坪以上:10万円以上になる場合が多い

間取りの影響

住宅の形状が複雑だったり、二世帯住宅や特殊な構造だったりして、検査時間が長引き費用が増える場合があります。

住宅の規模や間取りを考慮した見積もりを取得し、コストを把握しましょう。

ホームインスペクションの費用は、地域や事業者によって異なります。

地域差や事業者による価格差

都市部

事業者の競争が激しいため価格帯が広がる一方、人件費が高く費用が上がることもあります。

地方

事業者数が少ない場合、選択肢が限られ、費用が高めに設定されるケースが多いです。

事業者の違い

専門性の高さや提供するサービス内容により、費用に大きな差が出ます。

適性な事業者選びのためにも、複数の事業者から見積もりを取り、価格だけでなく内容を比較しておきましょう
ホームインスペクションを中心に事業展開されている事業者であれば、安心できます。

ホームインスペクションをする際の信頼できる事業者の選び方を紹介します。

信頼できる事業者を選ぶ方法

  • 事業者選びで確認すべきポイント
  • 避けるべき事業者の特徴

順番に解説します。

信頼できる自業者を選ぶためには、以下の点を確認しましょう。

ホームインスペクション施工事業者選びで確認すべきポイント

第三者の立場

住宅会社から推薦された施工事業者ではなく、自分で第三者の事業者を選定

検査内容の透明性

検査の範囲や方法、結果の明確な報告内容

特に、住宅会社とのやりとりや指摘まで任せられる施工事業者の場合、心理的な負担が大幅に削減され、喜びの声が多く挙がっています。

避けたほうがいい事業者の特徴

  • 検査内容の不足
  • アフターフォローの欠如

検査内容の不足

必要な検査を省略し、重要な箇所を見逃す可能性があります。

アフターフォローの欠如

検査後の対応が不十分で、施主が直接住宅会社に指摘箇所の連絡を行う形態の検査会社も。心理的負担を減らしたい場合には不向きとなります。

費用の安さだけに飛びつかず、総合的なサービス内容を重視しましょう。

すーさん

価格だけでなく、サービス内容を総合的に判断して、信頼できる業者を選びましょう!

ここでは、ホームインスペクションでかかる費用を上回るメリットを紹介します。

ホームインスペクションでかかる費用を上回るメリット

  • 施工ミスや不具合の早期発見
  • 長期にわたる資産価値の維持
  • 安心で快適な暮らしの実現

ひとつずつ見ていきましょう。

ホームインスペクションを実施する最大のメリットは、施工ミスや不具合を早期に発見できることです。

新築住宅の場合

工事中の段階で基礎や防水性能、断熱材などの見えない箇所のチェックが可能です。

不備を早期に指摘でき、完成後に発生した場合の修繕コストを大幅に削減できる可能性があります。

中古住宅の場合

老朽化や劣化部分を事前の把握で、購入後の予期せぬトラブルを回避できます。

ホームインスペクションの検査結果により、家づくりや住宅購入のリスクを大幅な軽減と、施主に安心感をもたらすでしょう。

ホームインスペクションは、住宅の資産価値が長期間保てます

ホームインスペクションによって資産価値が長期間保てる

  • 購入後のトラブル防止
  • 売却時の安心材料

購入後のトラブル防止

購入前に不具合が見つかるため、大規模な修繕や価値の低下を防げます。

売却時の安心材料

検査済みの報告書により、買い手に対して住宅の信頼性をアピールできます。これにより、スムーズな取引が可能です。

特に中古住宅の購入者は、物件の状態が適正である証明があることで、高額なリフォーム費用の準備が軽減されます。

ホームインスペクションを行うことで、住む人の安心感と快適さを保証します

安心で快適な暮らしの実現

耐震性の向上

基礎や構造部分のチェックにより、地震時の安全性を確保

快適性の確保

断熱材の施工や防水性能の確認を通じ、夏は涼しく冬は暖かい住環境の実現

健康被害の予防

シロアリや雨漏り、カビの被害を未然に防ぎ、家族の健康被害の予防

ホームインスペクションをすることで、家族全員が安心して暮らせる住まいが手に入り、費用以上の価値があると言えるでしょう。

すーさん

ホームインスペクションは、家の安全性と家族の快適な暮らしを守る最良の投資です!

ホームインスペクションの費用は、新築で1回あたり6万円~8万円(全検査で30〜40万円)、中古で7万円~12万円が一般的な相場です。

しかし、その費用以上に得られるメリットは非常に大きく、施工ミスや不具合の早期発見、資産価値の維持、快適な暮らしの実現に直結します。

すーさん

適正な検査を受け、安心で快適な家づくりを実現しましょう!

検査内容や費用の内訳をしっかり確認し、自分に合った事業者を選ぶことが、成功する家づくりや住宅購入の鍵です。

複数の事業者から見積もりを取得し、価格だけでなくサービス内容を比較して、理想の結果を手に入れましょう。

ホームインスペクションや家づくりに関するお悩みは、いつでもご相談ください。

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